痔の日帰り手術
痔の日帰り手術

当院ではすべての手術を日帰りでおこなっています。 従来の肛門手術は麻酔や術後の痛み・出血等の関係で入院でおこなうことが多く、日帰り手術は小さないぼ痔や1-2ヶ所の手術に限られていました。 しかし当院では豊富な経験、知識を持つ日本大腸肛門病学会専門医・指導医である院長の高度な技術・および安全性の高い麻酔方法や術後の鎮痛剤の工夫により、 以前は入院が必要だった全周性の痔核や粘膜脱、深部の複雑痔瘻や肛門狭窄をともなう裂肛等も日帰りで治療しています。 長期の休みを取れないビジネスマンの方や、子育て中で家を空けられない主婦の方などにもおすすめです。
当院では下記の手術方法の中から、いぼ痔の部位や大きさ、やわらかさや脱出の状態に合わせて最適な術式を選択し、それらを組み合わせて治療しています。 全手術の約7割を複数の術式を組み合わせたハイブリッド治療でおこなっています。
痔核に対して一般的に行われる方法で、痔核を外側から内側まで切除して根部を結紮。切除した傷を糸で縫って閉じる方法です。
どんなタイプのいぼ痔にも使える方法ですが、術後の痛みが出やすいのと一定の確率で出血のリスクがあります。
当院では出血の少ない超音波メス(ソノサージ®)を使用しています。
当院の手術では一番多く使われている術式で、江戸時代の文献にも記載されている伝統的な治療法です。
痔核の中央を貫通させた2本の絹糸を左右で結紮して血流を遮断して壊死させるだけの単純な治療法ですが、皮膚にメスを入れないので術後の痛みや出血が少なく、また術後の傷がやわらかく伸びが良いのが特徴です。
小さな皮垂(スキンタグ)から大きな粘膜脱までを網羅できる術式ですが、壊死した組織が脱落するまでの1-2週間の間、独特の臭いのする滲出液が出ます。

いぼ痔を切らずに注射で治す方法ですが、手術の際に補助的に使うことにより術後の痛みや出血を軽減させることができます。
特殊な器具を使って、内痔核の根元に小さな輪ゴムをはめ込んで血流を遮断して壊死させる治療法です。
手技は簡便で、麻酔をしなくても治療可能ですが、痛みを感じない内痔核や粘膜脱部にしか使用できず、加えて痔核が大きすぎたり小さすぎたり、また硬すぎたりしても使用できない、と制約が多いためあくまで補助的に使用しています。
ぷくっと腫れているタイプの外痔核で切除するほどの大きさではないものに適した治療法です。
超音波振動で組織を凝固・切開するため、従来の電気メスに比べて周囲組織への熱損傷が少なく出血や痛みはほとんどありません。 用途が限定されていますので、こちらも補助的に使用しています。
痔ろうは、あな痔とも呼ばれ、肛門部に細菌が感染して膿が溜まることにより、発生する膨らみや腫れです。
痔ろうは、手術をしないと治らない病気です。手術は、日帰りで対応可能であり、患者様の負担を軽減しながら治療を進めることができます。
準備中
裂肛(切れ痔)は、肛門の皮膚が裂けて痛みや出血を引き起こす状態です。便秘や硬い便、あるいは下痢が続くことで、排便時に肛門が裂けてしまいます。急性裂肛の場合、痛みが強く感じられますが、数日で回復することもあります。しかし、裂肛が慢性化すると痛みが続き、傷が深くなることがあります。 急性裂肛は保存的な治療、例えば便通を整える薬物療法や軟膏によって治療が行われますが、慢性裂肛の場合には手術が必要です。手術には、肛門括約筋を傷つけないようにするための慎重な処置が求められます。軽度の場合、指を使って肛門を拡げる手術が行われ、重度の場合には肛門の一部を移動して肛門を広げる手術が行われます。これらは日帰りで施術され、回復期間も比較的短いです。
急性裂肛は便秘や下痢の改善と薬物療法(軟膏や座薬)で治療しますが、慢性化すると保存的治療では改善が難しくなり、手術が必要となる場合があります。軽度の場合は肛門拡張術や括約筋切開術が行われ、進行して肛門狭窄が起こると、肛門を広げる手術(皮膚弁移動術)が選択されることがあります。
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