簡易内視鏡検査(S状結腸内視鏡)
簡易内視鏡検査(S状結腸内視鏡)

簡易内視鏡検査(S状結腸内視鏡)は、一般に「大腸カメラ」と呼ばれている検査のことですが、観察する範囲を限定することで患者様の負担を軽減することができます。
肛門から内視鏡を挿入し、直腸からS状結腸までを調べて、炎症、大腸ポリープ、大腸がんの有無などを診断することができます。検査の際には必要に応じて組織の一部を採取(生検)したりします。
出血や腹痛など、気になる症状がある方に特に適した検査です。
通常の大腸カメラは検査前に下剤を2Lくらい飲まなければなりませんが、簡易内視鏡検査(S状結腸内視鏡)は下剤を飲まずに検査が可能です。また、検査時間は短く、身体への負担も少ないため、気軽に受けていただけます。

当院の簡易内視鏡検査(S状結腸内視鏡)は、大腸がんの好発部位である直腸とS状結腸を中心に内視鏡で観察します。
大腸がんの約60〜70%がこの範囲に集中しているため、短時間で効率的にリスクを評価できるのが特長です。
簡易内視鏡検査(S状結腸内視鏡)の主な目的は、肛門や直腸の内部に存在する異常を早期に発見し、早期治療に繋げることです。これにより、痔や内痔核、ポリープ、がんの兆候など、さまざまな疾患の早期発見が可能となります。
検査では、事前の食事制限や下剤の内服は不要です。ご来院後、検査前にグリセリン浣腸(120ml)をおこない、肛門付近にたまった便を排出します。これにより、内視鏡による観察がスムーズに行えます。
約40〜60cmの範囲(S状結腸付近)までを中心に観察しますが、排便状態が良好で、かつ検査中に痛みがなければ、さらに奥の横行結腸まで観察できることもあります。
検査前に簡単な問診を行い、注意事項をご説明します。検査を行う前にリラックスしていただけるようにサポートします。
肛門から内視鏡を挿入し、肛門内や直腸内部を観察します。通常、検査自体は5~10分程度で終了します。
検査にかかる時間はおよそ5分〜10分程度です。検査自体は短時間で終了しますが、検査終了から説明までに少しお時間をいただくことがあります。検査結果説明後はすぐにご自身で車を運転してお帰りいただくことも可能です。
大腸の内側にできるがんです。早期の段階では症状が出にくいため、定期的な検査での発見が大切です。
大腸の粘膜にできるいぼ状のふくらみで、放っておくとがんになることもあります。見つかった場合は、切除することでがんの予防につながります。
大腸の壁に小さな袋のようなくぼみができる状態です。多くは無症状ですが、炎症を起こすと腹痛や発熱の原因になることがあります。
腸の粘膜に炎症が起きる病気で、慢性的な下痢や腹痛、血便などの症状が出ます。早期発見と治療が重要です。
痔や直腸炎などの病気も発見できます。排便時の出血や痛みがある方は、検査を受けることで原因を特定できます。
検査は通常、痛みを感じることはありませんが、場合によっては不快感を感じることがあります。空気を入れながら検査をしますので、検査後少しお腹が張っているように感じますが、お手洗いでガスを出すことにより楽になります。
検査時間は通常5~10分程度です。検査自体は短時間で済みますので、ご安心ください。
検査後は特に制限はなく、通常の生活に戻ることができます。もし不快感や異常を感じた場合は、すぐにご相談ください。
検査前に特別な準備は必要ありません。食事制限や、下剤を飲む必要もありません。検査前にスタッフから案内があるので、指示に従ってください。
検査中は、リラックスしていただくことが大切です。深呼吸をするなどして、緊張をほぐしていただければ、検査がスムーズに進みます。
検査後に軽い出血が見られることがありますが、通常は一時的なもので心配いりません。もし出血が長引く場合や異常を感じた場合は、早めにご相談ください。
年齢は中学生以上に限らせていただきます。必要に応じて、医師と相談の上で検査を受けることができます。
検査後、特に問題がなければすぐに飲食をすることができます。ただし、検査後に軽い腹痛やお腹の張りを感じた場合は、様子を見てから食事をとることをおすすめします。
簡易内視鏡検査(S状結腸内視鏡)では、すぐに結果をお伝えすることができます。ただし、組織を取る検査を行った場合は、結果が出るまでに数日かかります。
症状や病歴によって異なりますが、定期的な検査が必要な場合は、専門医による全結腸内視鏡検査を受けることをおすすめします。